shy at first

WETNAP

富山から遠く離れて

今回WETNAPでカセット出すにあたり、1つきっかけが。

”3月9日にライブやるんだけど,WETNAPに来て欲しいと思ってる”

where is your roomというディストロをしている富山のエンドウからの誘い。

場所も出演者も何の情報もナシ、

そもそも彼自身WETNAP自体聞いた事も見た事もない状況での連絡。

連絡は、2018年11月8日。

WETNAP2回目のライブであるPROM企画の前日の出来事だった。

WETNAPの2人に相談した後か前か分からないけど、承諾の返事をその日のうちにしたのを覚えている。単純に嬉しかったから。そしてその時、この日までに音源を作って、持っていこうと決めた。

 

しかしtoo looseな私達3人。時の流れに身を任せ、月日は経った。

年末にはライブの打ち上げで3人共々醜態を晒し、2018年を終えた。

(※ご迷惑をお掛けした皆様、本当にすいません。)

 

そろそろ間に合わないぞと思い、実際に考え始めたのが1月初旬。

レコーディングは,VOTZCOのデモCD-Rの時にやってもらった私の大学の友人エムラ君に頼むことに。場所は同じく野方noahの激狭スタジオにて。

黒坂さんが直前で仕上げ、ライブで一度しかやったことのない新曲"Stirickland"を入れることにした為、録音当日は激難航し、曲を練習するtoo loose timeが発生。

エムラ君に応援してもらい、手伝いに来てくれたキヅ君にはボロクソに言われながらも無事予定していた4曲を録り切る。

途中、Stricklandに関して個人的にもう無理くさいと若干諦めモードになったのですが、完成した後は、個人的に4曲の中で1番"あさのぉぉぉぉ”と自分で自分を抱きしめたい気持ちになる曲になったので、かなり安堵&満足です。

 

ボーカル録りが終わったのが2月中旬。

デザイン、カセットダビング、作業等に掛かる時間を考えるとまず富山には間に合わない進捗状況だと認識する。

この頃,私はレコーディングが終わり、パッカーン状態になり、バイトをバックレた。

バックれてから3,4日はバイト先からの電話が1日に何度か入った。

もちろん電話には出ず、面倒なので、携帯の電源を落とす。

 

連絡が来なくなった日の翌日に、家のチャイムが鳴った。

私は3階建ての建物に友人と知らないおじさんと住んでおり、家には2つチャイムがある。

表側のチャイムは、いわゆるオフィシャル用。

裏側のチャイムは、1階部分の私の部屋用ということになっている。

(※かつて1階部分が質屋,2F以上が住居だった住居の為、少し特殊な作りになっており、裏側のチャイムはかつて質屋用に設置されていたモノだと思われる)

鳴ったチャイムは裏側で、普段このチャイムを鳴らすのは近所に住むPENISBOYSのメンバーのみである為、またヤマジかレオっちかよーと思い、ゴミを避けながら外に出ると、スーツを着たおじさん2人(バイト先の部長と上司)が。

 

近くの喫茶店で話をしようと言われ、結果週4に出勤を減らし、出戻りすることに。

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週4にしてから、心身共に健全で、

心持ち的にも、休みたい時は休んじゃえるようになったので、最強です。

今はやりたくねー!って時に逃げれるのは、今の私にとって良い。 

 

私の生活の話にすり替わってしまったのですが、

結果富山に今回のカセットテープを持っていくという約束は叶わなかった訳です。

 

加えて富山でのライブ、バッチリ気合でドカンとやってやったつもりなんですが、宝焼酎のセルフお茶割で早々にバグりをカマしてしまい、ライブが終わった後の事はほとんど覚えてないんですね。

 

ライブ翌日の朝、スッキリした目覚めの後に、エンドウとキョーヘイさんと飲んだ自動販売機の暖かいミルクティーが身体の中に入ってくるのを感じて、それだけが唯一美しいと思える自分の感情だった。あー、こっ恥ずかしいと無意識に切り捨てていたコトが今までいくつもあったんだろうな思う。十分リラックスして過ごしていると思ってるけど。もう少し楽にラフに気持ちが動くことを自分で許したい。それはそれで疲れるんだろうけど。

 

なにはともあれ、エンドウありがとう。

ありがとうってやばいよな。

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